Grasshopperのナンバースライダーについてお探しですね。

広告

GrasshopperのNumber Sliderを使いこなそう!基本から応用まで完全ガイド

Grasshopperでパラメトリックモデリングをするなら、絶対に覚えておきたいのが「Number Slider(ナンバースライダー)」です。

この記事では、初めて触る人から、もう少し使いこなしたい人まで、Number Sliderの基本的な出し方、細かい設定方法、そしてプレゼンで使えるアニメーション機能まで、わかりやすく説明していきます。

Number Sliderって何?どうやって出すの?

GrasshopperのNumber Sliderは、画面上で数字をスライドさせながら、3Dモデルの形をリアルタイムで変えられる便利なツールです。

パラメトリックモデリングの良いところは、後から数値を変更して、いろんなデザインパターンをすぐに試せること。

その中心となるのがこのスライダーなんです。

ただ数字を打ち込むだけのパネルと違って、マウスでスーッと動かすだけで数値を変えられるので、形の変化を見ながら調整できるのがとても便利。

モデリングの最初から最後まで、ずっとお世話になる大事な道具です。

Number Sliderを画面に出す方法はいくつかありますが、一番わかりやすいのは、上の「Params」タブから「Input」を開いて、「Number Slider」を選んでドラッグする方法です。

でも、もっと早いやり方があります。

画面の空いているところをダブルクリックして、検索窓に直接数字を入力する方法です。

たとえば「0<5<10」と入力してEnterを押すと、最小値0、今の値5、最大値10の整数スライダーがパッと出てきます。 「1.5」みたいに小数点をつけて入力すれば、小数が使えるスライダーになります。 毎回設定画面を開く手間が省けるので、慣れてきたらこの方法がおすすめです。

スライダーの細かい設定方法

作ったスライダーを思い通りに使うには、設定をちゃんとしておく必要があります。

スライダーの左側にある「Slider」と書かれたグレーの部分をダブルクリックすると、「Slider Accuracy」という設定画面が開きます。

ここでは、まず扱う数字の種類を選べます。

「Floating point(小数)」を選べば小数が使えて、右側の「Digits」で小数点以下の桁数を決められます。

「Integer(整数)」を選べば1、2、3みたいなキリの良い数字だけになります。

さらに「Even(偶数)」や「Odd(奇数)」を選べば、偶数だけ、奇数だけに限定することもできるので、用途に合わせて使い分けましょう。

次に大事なのが、数値の範囲を決める「Numeric domain」の設定です。

「Min(最小値)」と「Max(最大値)」の欄に数字を入れて、スライダーで動かせる範囲を決めます。

この設定をちゃんとしておかないと、スライダーを動かしたときにモデルが壊れたり、エラーが出たりすることがあります。

たとえば、円の半径を決めるスライダーなら、最小値を0より大きくしておかないと、半径0の変な円ができてしまいます。

また、「Value(現在値)」で最初の位置を決めておけば、ファイルを開いたときにいつも同じ形から始められるので便利です。

アニメーション機能で動く画像を作ろう

GrasshopperのNumber Sliderには、数値を最小値から最大値まで自動で動かしながら、Rhinoの画面を連続で保存してくれる「アニメーション機能」がついています。

この機能を使えば、形が変化していく様子をパラパラ漫画みたいに連続画像として保存できます。

保存した画像は、動画編集ソフトやGIF作成ツールで一つの動画にまとめられるので、プレゼンテーションやポートフォリオで、デザインの変化をかっこよく見せることができます。

手動で少しずつ動かしてスクリーンショットを撮る面倒な作業がいらなくなるので、とても便利な機能です。

アニメーションを作るには、使いたいNumber Sliderを右クリックして、メニューから「Animate…(アニメーション)」を選びます。

設定画面が開くので、まず「Folder」で画像を保存する場所を選びます。

「File template」でファイル名のルールを決めて、「Frame count」でアニメーションの枚数(フレーム数)を決めます。

枚数を多くすると滑らかな動画になりますが、その分時間がかかってデータも重くなるので、作りたい動画に合わせて調整しましょう。

最後に「Viewport」で保存したい視点を選んで、「Resolution」で画像サイズを決めて「OK」を押せば、自動的にスライダーが動いて画像が保存されていきます。

スライダーを上手に使うコツと注意点

複雑なプログラムを作っていると、画面にたくさんのNumber Sliderが並んで、どれが何を動かしているのか分からなくなることがあります。

これを防ぐには、スライダーのラベル部分を右クリックして、「Slider」という名前から「幅」「高さ」「回転角度」など、わかりやすい名前に変えておくのがおすすめです。

また、関連するスライダーをグループにして色をつけたり、メモを残しておいたりすると、後で見返したときや、誰かとファイルを共有したときにも、すぐに理解できるプログラムになります。

Number Sliderはとても便利ですが、重たい計算(複雑なメッシュ分割など)に直接つながっていると、スライダーを動かすたびに大量の計算が走って、Grasshopperが固まってしまうことがあります。

これを防ぐには、「Data Dam」というコンポーネントをスライダーの後ろに挟んでおくと良いでしょう。

また、スライダーをドラッグしている最中は計算させず、マウスを離したときだけ更新するように意識するのも効果的です。

Number Sliderの特徴をちゃんと理解して、適切な設定をすれば、もっと快適にパラメトリックデザインが楽しめるようになりますよ。

広告