Grasshopperのアニメーションについてお探しですね。

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GrasshopperでつくったパラメトリックなデザインをGIF・動画にする方法

RhinocerosとGrasshopperでパラメトリックなデザインをつくったとき、静止画だけで見せるのはもったいないですよね。

パラメーターがだんだん変わっていく様子を動画にすれば、デザインの面白さがもっと伝わります。

この記事では、Grasshopperでつくった形状の変化をアニメーション化して、ポートフォリオやSNSに投稿できるGIFやMP4動画にする方法をていねいに説明していきます。

Grasshopperの「Animate」機能でアニメーションをつくろう

Grasshopperでパラメトリックなモデルをつくっていると、「この形が変わっていく様子を記録したいな」と思うことがよくあります。

実は、Grasshopperには「Animate(アニメート)」という便利な機能が最初から入っていて、パラメーターの変化を自動で計算して連続した画像として保存できるんです。

使い方はとってもシンプル。

アニメーションさせたい「Number Slider(ナンバースライダー)」を右クリックして、「Animate」を選ぶだけです。

すると設定画面が開いて、保存先のフォルダ、ファイル名、画像の形式(PNGやJPEGなど)、解像度、何枚の画像にするか(フレーム数)を決められます。

例えば、スライダーの値が0から100まで変わる様子を100フレームで設定すれば、変化の1段階ごとに1枚ずつ、合計100枚の連番画像が指定したフォルダに保存されます。

この機能は特別なプラグインを入れなくても使えるので、初心者の方でも気軽に試せますよ。

書き出しが始まるとRhinoの画面で形がどんどん変わっていく様子が見られますが、処理が終わるまでは他の作業をせずに待っているのがおすすめです。

きれいな画像を書き出すためのコツと注意点

Animate機能で連番画像を書き出すとき、思ったような仕上がりにならないことがあります。

まず気をつけたいのが、Rhinocerosの画面表示の設定です。

GrasshopperのAnimate機能は、今見えているRhinoの画面をそのまま撮影する仕組みなので、ワイヤーフレーム表示のままだと線だけの画像になってしまいます。

もっとリアルできれいな映像にしたいなら、書き出しを始める前にRhinoの表示モードを「Rendered(レンダリング)」や「Arctic(アークティック)」などに変えておきましょう。

また、Grasshopperの画面で余計なコンポーネントのプレビューがオンになっていると、赤い線や緑の面も一緒に写り込んでしまうので、見せたい最終的な形以外のプレビューはすべてオフ(Disable Preview)にしておくのがポイントです。

それから、背景を透明にして後で他の動画と合成したい場合は、Rhinoの設定で背景色を単色にしてクロマキー合成しやすくするか、透過に対応したPNG形式で書き出すといいでしょう。

連番画像は枚数が多くなるとデータがかなり重くなるので、パソコンの動きが遅くならないように、あらかじめメッシュを軽くしておくなどの工夫も大切です。

連番画像をGIF・MP4動画に変換しよう

GrasshopperのAnimate機能でできるのは「たくさんの静止画(連番画像)」だけなので、このままではSNSに投稿したりプレゼン資料に入れたりできません。

これらの画像をGIFアニメーションやMP4動画にまとめる作業が必要になります。

一番よく使われるのは、Adobe PhotoshopやPremiere Proといったソフトです。

Photoshopを使う場合は、ファイルを開くときに1枚目の画像を選んで、「画像シーケンス」というところにチェックを入れて読み込みます。

そうすると、バラバラの画像が1つの動画として認識されて、タイムライン上で再生できるようになります。

その後、「Web用に保存(従来)」を使えばループするGIFファイルに、「ビデオをレンダリング」を選べば高画質なMP4ファイルにできます。

Premiere ProやAfter Effectsでも同じように、連番画像をシーケンスとして読み込んで、H.264形式で書き出せば軽くて高品質なMP4が完成します。

もしこういった有料ソフトを持っていない場合は、無料の動画編集ソフトや、ブラウザ上で連番画像をアップロードするだけでGIFに変換してくれる無料サイトを使うのもアリです。

用途に合わせて、手軽で軽いGIFか、高画質で使いやすいMP4かを選ぶといいですね。

もっと高度なアニメーションをつくるには

Grasshopperだけでの画面キャプチャに物足りなさを感じたら、つくったパラメトリックなデータをBlenderやUnreal Engine 5(UE5)といった他の3DCGソフトに持っていって、よりクオリティの高いアニメーションにしてからMP4化する方法があります。

ここで大事になるのが、どのデータ形式で書き出すかということです。

外部ツールと連携するときに知っておきたい主なファイル形式の特徴をまとめてみました。

**・OBJ形式**
3Dの形だけを表現するシンプルなデータ形式です。

アニメーション情報やパラメーターの変化を保存できないので、動画制作には向いていません。

**・GLB形式**
Blenderなど他のソフトとの相性はそこそこいいですが、位置以外のパラメーター変化をうまく保存できないことがある形式です。

**・Alembic形式**
映画のCGなどでよく使われる形式です。

形の変化をアニメーション付きで他のソフトに持っていくのに適していますが、データが重くなりやすいです。

**・USD形式**
形やマテリアルだけでなく、変化するパラメーターなどの情報もしっかり保存できる新しいフォーマットです。

BlenderやUE5との相性が一番よくて、今のところ最もおすすめの形式です。

Grasshopperから直接きれいなレンダリングをするのが難しくても、適切なフォーマット(特にUSDやAlembic)で外部ツールと連携すれば、ライティングやマテリアルにこだわった魅力的なMP4アニメーションがつくれます。

自分のパソコンのスペックや求める映像のクオリティに合わせて、最適な方法を選んでみてくださいね。

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